こんばんは。院長松木です。柴犬の飼い主さまにお知らせです。
柴犬がうなり声をあげながら自分の尾っぽを追いかけて回ったり(尾追い)、自分の尾っぽを咬んで血が出ること(尾かじり)はありませんか? そのような行動を止めようとすると、鬼の形相で咬まれてしまい、飼い主さまにも危険が及びます。
尾追いや尾かじりは、ストレスでイライラしているのではなくて、てんかんの発作の一種かもしれません。てんかんの発作であれば、薬を飲むことで解決できる可能性があります。
東京大学動物医療センターの行動診療科の荒田先生(優しい女性の先生です)が、そのような柴犬の脳を検査して(MRIと脳波検査)、てんかんの体質や可能性があれば飲み薬の効果を調べる研究をされています。少なくとも飲み薬に関しては無料です。
院長は大学教員のときに、荒田先生のお手伝いで柴犬さんたちのMRI検査と脳波検査を担当していました(50例以上は検査したと思います)。服薬で尾追いや尾かじりが無くなり、愛犬との生活が平和になった例も沢山みてきました。柴犬の尾追いや尾かじりでお困りの飼い主さまは、ぜひ東大の荒田先生にご連絡ください。
「いきなり東大の動物病院は敷居が高い!」「具体的にどういう検査や治療をするの?」「脳の検査って怖いの?」「麻酔をかけるの? 大丈夫?」という不安もあるかと思います。そのようなときは院長にこっそり相談してください。
以下は荒田先生公式のご案内です。