歯周病ケアのアドバイス｜千代田区の犬と猫の内科の病院「まつき動物病院」

こんにちは。動物看護師の小泉です。

今年の梅雨は長かったですね。7月も終わりに近づき、温度や湿度が高くなり、熱中症の危険も増えています。お散歩に出かけるときは十分にお気をつけください。

さて、今回のブログは「歯周病ケアのアドバイス」についてご案内いたします。

わんちゃん猫さんの⾼齢化が進み、人間と同じようにお口と歯のケアが健康のために大切だと考えられるようになってきました。しかし、3歳までの⽝猫の8割が歯周病にかかっていると⾔われています。

⻭周病になると⻭垢（プラーク）の中の細菌が⻭⾁に炎症を起こし、やがては⻭を⽀えている⾻を溶かしてしまい、⻭を失う原因となります。さらに、⻭周病が進⾏すると⼼臓や肝臓にも影響します。

プラークを2 ⽇以上放置すると⻭⽯に変化していきます。⻭⽯は⻭磨きでは完全に取り除けず、さらに⻭周病菌が取り付いて⻭周病を悪化させます。⻭周病を防ぐためには、⻭⽯になる前に定期的にプラークを除去することが大切です。ご家庭ではブラッシングをはじめとした⻭磨きが最も効果があります。⻭周病を予防するのに⻭磨きに勝る⽅法はありません。

そこで、まつき動物病院では6月より月曜日と木曜日に「歯周病ケアのアドバイス」をスタートしました。

担当は蜂屋獣医師です。「歯周病ケアのアドバイス」では口臭・歯茎の赤み・歯垢・歯石に関するお悩みをお伺いしながら